サプリメントニュース
2009/4/3
キウイフルーツから新しいビタミンEが発見
「イタリアの研究者がキウイフルーツに含まれている新しいビタミンEを特定した」という論文がFood Chemistry誌に掲載されました。このビタミンEはデルタトコモノエノールというトコフェロールのアナログで、フルーツに含まれているほかのビタミンE(アルファトコフェロール、デルタトコフェロール)と比較したところ、アルファトコフェロールには及ばないものの、デルタトコフェロールと同等以上の抗酸化能力を発揮することがわかりました。

コメント:この新しいビタミンEは皮に圧倒的に多く含まれています。多くの抗酸化物質が皮に多く見られる理由を、植物が太陽の紫外線から身を守るための自衛手段だと考えると納得できます。残念ながらフルーツの皮はそのままでは食べ難いものが多いのですが、これらをサプリメントにして販売するという見方で見ると「食べ難いものを摂りやすく」という訴求ができる素材であるともいえるのです。
2009/3/30
ALAはDHA源として力不足
ISSFAL(国際脂肪酸・脂質研究学会)は「EPA、DPA、DHAの前駆物質であるALA(アルファリノレン酸)を摂っても十分な量のDHAに変換されない。身体に必要なDHAレベルを保つには、すでにDHAになっているものを摂取するのが一番効果的だ。」と発表しました。

コメント:体内のDHAレベルを高めるためにはDHAの形で摂取するのが一番、というのは一見当然のように感じられますが、一方で代表的なDHA含有食品である魚にはメチル水銀の問題が付きまとっています。また、n−3系(ALA→EPA→DPA→DHA)とn−6系(LA→GLA→AA)は代謝経路で競合するため、普段のn−6系の摂取量が多いか少ないかによってALAのDHAへの変換量にかなりの差が出ると思われます。
2009/3/3
HMBが非医薬品リスト入り
厚生労働省は食薬区分を一部改正し、HMBを非医薬品リストに新規追加しました。HMBはBCAAのロイシンの代謝産物で、海外ではアスリートの筋肉増加だけでなく、HIV患者の筋肉減少の抑制など、医療の分野でも使用されています。

コメント:HMB発売時のエピソードについては拙文「サプリメントを知ろう!第14回」「サプリメントを知ろう!第15回」の中でも触れているので、興味のある方はご一読ください(ちなみにHMBを初めて日本に紹介したのは輸入代行業時代の弊社です)。
HMBの効果については「デカ並み」とはいかないまでも、現在疑いの余地のないところまで研究されています。問題はなんといっても価格面でしょう(アメリカのサプリメント業界の中でもHMBは摂取量あたりの値段が高いという認識です)。
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